「ある」には理由がある

私は階段などの手すりがあるところでは、基本的にその手すりにつかまりながら、動くことが多いです。特に足腰に不安がある訳ではありません。でも、私は極力、手すりを使います。

それは、10年ほど前の話。道路工事の警備のバイトをしていたとき。その時は、現場に出る前に軽トラックに資材を積んでいました。私は荷台に上がっていました。そこから下りるとき、何も考えずそのまま飛び下りました。

それを見た先輩が「お前今飛び下りただろ?」と言ってきました。私は「はい」と答えました。すると先輩は「お前、それだといつか怪我するぞ。ちゃんと手をついて下りろ」と言いました。その時は特に深く考えずにいましたが、仕事中に『あぁ、確かにあのときは危険なことをしたなぁ』と反省しました。

それ以来段差を下りるとき、階段を下りるとき、乗り物の乗降には極力手すりを使うようになりました。文字通り、転ばぬ先の杖ですね。

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