タイトルが思い浮かばない日もある

今日という日、どうしてもこの話題になってしまう。ただ、極力ネガティブにならないようにしようと思う。

あの日から10年が経った。

いまだにあの日から時を進められない方も多く居ると思う。その方に思いを馳せると本当に心が痛い。
私も当時は大学生。上京して3年経とうとしていた。あの日は上野で被災し(自宅は八王子)帰宅難民となった。上野公園で西郷隆盛像を見上げ、明日が来ることも疑った。ワンセグを見て、画面の向こうの惨状を受け入れられなかった。友人のつてで、とある施設に一晩お世話になった。しかし、その夜は眠れなかった。テレビのニュースで夜通し伝えられる惨状に我が目を疑った。今も鮮明に覚えている。

あの日から10年が経った。

しかし、それから私は生き続け、今に至っている。本当にありがたいことだと思う。私たちの時計は動いている。ならば、せめて私たちは笑って生きて、未来を生きなければ。死ぬその時まで。誰かのためじゃない、自分と愛する誰かのために。

あの日から10年が経った。

風化させるのはいけないと思う。だからと言って、今日この日だけ想うと言うのもどこか違うと私は思う。常に思い、寄り添い続けることが大事なのだと思う。私たちが何をしていても、被災地は常にそこにあるからだ。そこに偽善はいらない。

あの日から……?

10年「も」経ったのか、10年「しか」経ってないのか。改めて自問しなければならないと思う。そして、次の災害にどう立ち向かうか。それが生き残った私たちに必要なことだ。私たちは過去を振り返り未来を生きる。ただそれだけだ。

最後に私が敬愛する桑田佳祐氏の歌詞を紹介して結びたいと思う。

胸躍る 大好きな舞台(ステージ)に
みんなで駆け上がれ Oh!!
新しい夜明けを信じて
今こそ立ち上がれ Oh!!

Let’s try again 作詞:桑田佳祐

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