暦だけは正直

カレンダーもめくり続けて最後の1枚となりました。最近はめっきり寒くなってきました。北からは雪の便りも聞こえて来ますね。とは言え今年は特に季節の進みが遅かった気がします。今年の東京の紅葉(黄葉)は12月まで持ちこたえました。

と、当たり障りのない挨拶も終えました。いくら夏が長いと思ったり、冬が来ないと思っていても暦だけは正直です。もう12月です。日めくりカレンダーじゃなければ、カレンダーは最後の一枚ですね。はいそこ、週めくりも違うとか言わない!

ま、季節がどうなっても暦(カレンダー)は正直だと言うことです。そう言えば、カレンダー関連でふと思ったことがあります。せっかくなのでそのお話を。

今日、日本で年を表す方法として西暦と和暦の2種類があります。説明するまでも無いですが、西暦はイエス・キリストが生まれたとしを元年として、加算していきます。(私が調べた限りでは)終わりはありません。一方の和暦は天皇陛下の即位した年を元年とし、崩御(亡くなること)や退位をなさると改元(元号と言う年をまとめた称号を変えること)されます。つまり終わりがあります。

この2つの暦の違いとして大きいものは「終わりがある」かどうかだと思います。仏教の考えに「諸行無常」があります。これが和暦と言う存在にも影響があるのかなぁと思います。「始まりがあれば終わりもある」と言うものですね。

ちなみに私はこの諸行無常と言う考えが大好きです。私の体重も増え続けている。体重計は無情です。

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